腸と脳をつなぐ迷走神経
12対ある主要な脳神経の中で、 腸を含めた臓器にまでつながっているのは迷走神経のみ。
しかも迷走神経は、脳からの指令を腸に伝えるだけでなく、
「神経伝達物質を生産せよ」という指令を、腸から脳に伝える役割も果たしています。
腸
脳に神経伝達物質を生産する指令を出し ているため、 脳と腸には深い相互関係があ ります。
明るい気持ちになったり、 落ち込 んだり、といったことも腸が関係している のですね。
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腸から脳に指令がでます
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脳
脳内では多くの神経伝達物質が作られており、
シナプスという神経細胞同士をつな ぐ部分から分泌され、
神経細胞の受容体に触れて情報伝達します。
腸は食べ物を消化するのみならず、 脳を陰で操る“黒幕”でもあります
【コラム】
脳内神経伝達物質とは
神経細胞(ニューロン) 同士をつなぐシナプスとシナプスの間には、
20~30ナノメートルの隙間があり、この隙間は神経伝達物質のやりとりをすることで情報を伝えています。
それによって、心は複雑な動きを示し、高度な精神活動が成り立つのです。
伝達物質は100種類以上もあるといわれていますが、
現在その詳細が判明しているのは約60種類です。
代表的なものには精神を安定させたり、幸福感を感じさせたりするセロトニン、
期待感ややる気などを感じさせるドーパミンなどがあります。
(出典:キャリカレ 腸活アドバイザーテキスト)
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