風薰る爽やかな季節、いよいよ心待ちにしていた、バラのシーズンが到来しましたね。
我が家のバラは今年は4月中旬から咲き始め、5月初旬にはピークを迎えました。
それでは、5月のバラの手入れのポイントです。
（1）摘蕾
ハイブリッドティー(HT)の摘蕾を続けます。必ずやる必要はありません。
私はほぼやりませんでした。たくさん咲いてほしいので（笑）
（2）咲きがら摘み(花がら摘み)
春の開花期は気温が高いために咲き急ぎ、ー輪の花の寿命は開き始めて7日くらいですから、5月は咲きがら摘みに追われることになります。咲きがらを残しておくと見苦しい上 に、結実して栄養を浪費し、その上灰色かび(ホトリチス)病の温床になります。切る場所はよく言われる5枚葉す上切か葉が十分あれば5枚葉を一枚つけて切ります。
（3）病害虫の防除
薬剤の定期散布を続けます。花がかわいそうだからとか、花や葉が汚れるなどと言って開 花期に散布しない人がいますが、この時期は害虫にとっても繁殖や増殖に絶好な条件が揃 っています。最近の農薬は花や葉を汚しませんから、きちんと散布しましょう。特に下旬ころからはハダニ対策も忘れずに。
（4）新苗の植え付け
バラ祭りや展覧会も各地で間かれ、そこでいろいろなバラが売られています。花だけで なく樹勢を確認して購入することが大切です。要領は4月に準じます。できれば5月中に植え付けを終えたいものです。新苗の植え付けは「バラの新苗の鉢増し」についてを参考にしてくださいね。
（5）シュートの処理
開花をしながらシュートが出始めます。30ｃｍ位伸びた所で、新梢の先端を指先でピンチ するのがコツです。遅れてしまったらはさみを使って蕾のない所で切り捨てます。
（6）切り花を取るには
咲いた花をお友達にプレゼントしたり、部屋に飾るのは自分で作っている人だけの贅沢 です。ただし、この時期に葉を極端に減らすと、これからの生育に悪影響を及ぼしますので、
なるべく葉を残すよう、一株からの切る本数を多くしないという配慮が大切です。
（7）施肥と水やり
施肥と水やりは4月に準じます.
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