摘らい、花がら切りと整枝(剪定)が必要
今年の8月も連日、30度を越えどころか35度超え、
熱帯夜も続くなど暑さがもっとも厳しい月です。
バラの適温は25度くらいなので、
バラにとっては一番過酷な気候ですが、
それでも、小さなつぼみを次から次につけてきますね。
さて、この時期は
このつぼみを全て摘み取って体力の充実をはかるか、
小さな花でも庭や鉢で花を楽しむのか
どちらでもよいのですが、
秋まで花を咲かせ続けると、秋のいっせいの開花はなく
花自体も小さくなります。
ちなみに我が家ではすべて摘蕾しています。
それでは、8月のバラの管理です
(木バラ・苗木)
つぼみは全て取りましょう
成木と違うので、出てきたつぼみは全て摘み取りましょう
指先で小豆粒くらいの小さなつぼみだけを取り、
葉は全て残します。
〇水やり
よく染みとおるまで、水を与えましょう。
晴天が続けば毎日たっぷりと与えます。
〇薬剤散布
たった一枚の葉も大切に
ハダニや黒点病にやられると葉はポロポロと落ちてしまい
株が元気がなくなります。
しっかり薬をかけて予防しましょう
薬は7月をご覧ください
〇肥料
軽く一握りほどのフラワーメーカーなど配合肥料を
株のまわりに円を描いてバラバラと与えます。
(木バラ・成木)
つぼみを摘み取れば株は充実します
今月は先に書いたように花を咲かせ続けても大丈夫です。
株の充実度を見ながら判断しましょう獵
〇花がら切り
摘らいせずに開花させた場合、咲き終わったらいつまでも木に
つけておかずなるべく早く切り取ってください。
少しでも株の体力回復につながります。
きれいに咲いたものを切り取って、
玄関やリビング等に飾るのもいいでしょうね
でも、花瓶が深いからと言って、5枚葉を2枚以上つけての
長く切るようなことはしないように・・・
〇整枝(剪定)
花を咲かせない細い枝、株の内側を向いた枝などを切り取り
樹形を整えながら全体を1/3くらい切り取ります。
この作業で、ようい芽に養分が集中してよい花が咲き
さらに風通しがよくなりますよ
〇水やり
土は乾ききっています。
晴天が続けば毎日たっぷりと与えます。
〇薬剤散布
たった一枚の葉も大切に
ハダニや黒点病にやられると葉はポロポロと落ちてしまい
株が元気がなくなります。
しっかり薬をかけて予防しましょう
薬は7月をご覧ください
〇肥料
上旬・中旬には元肥を与えます。
株周りに牛糞をスコップ1杯、フラワーメーカーなどの
配合肥料をふたつかみ程度置き、スコップで返しながら
土と混ぜてください
(ポットローズ 苗木)
摘らいと暑さ対策を
つぼみはすべて摘み取って株の充実を
〇暑さ対策
ベランダに置いてあるときは、直接置かずに
すのこなどをを置いて、その上に。
また、すだれなどで特に西日対策を!
少しでも涼しく過ごせるように工夫しましょう
〇水やり
1日に1回の水やりでは間に合わないかも・・・
それでも、鉢の皿にたまった水は捨てるように
〇薬剤散布
殺虫剤・殺菌剤・殺ダニ剤をあわせてかけて予防しましょう
〇肥料
鉢の縁にティースプーン1杯ほどのフラワーメーカーなどの
配合肥料をおきましょう。
(ポットローズ 成木)
咲きがら取りと整枝
成木になると夏も花を咲かせ続けることができますが、
咲き終わった花は早めに切り取りましょう。
〇整枝
木バラ・成木と同じ要領です。
〇水やり
底から流れ出るほどたっぷりかけましょう!
それでも、1日1回じゃたりないかも・・・
鉢皿にの水はできるだけ残さないように!
でも、旅行等で家を空けるときは、
2~3日なら鉢皿に水を残すのはやむおえないでしょうね。
〇薬剤散布
殺虫剤・殺菌剤・殺ダニ剤をあわせてかけて予防しましょう
〇肥料
鉢の縁にティースプーン1杯ほどのフラワーメーカーなどの
配合肥料をおきましょう。
(つるバラ 苗木)
シュート処理と病害防除を忘れずに
シュートは大切に来年の開花枝になりますよ
〇シュートの処理
シュートが出てきているなら、支柱を立てて大切に伸ばして
おきましょう。切ってはいけませんよ
〇水やり
乾いたら十分に与えてください。
根元に静かにかけて、水はねを防いで下さい。
黒点病の予防につながります。
〇薬剤散布
殺虫剤・殺菌剤・殺ダニ剤をあわせてかけて予防しましょう
〇肥料
軽く一握りほどのフラワーメーカーなど配合肥料を
株のまわりに円を描いてバラバラと与えます。
(つるバラ 成木)
苗木と同様にシュートは大切に
〇水やり
乾いたら十分に与えてください。
根元に静かにかけて、水はねを防いで下さい。
黒点病の予防につながります。
〇薬剤散布
殺虫剤・殺菌剤・殺ダニ剤をあわせてかけて予防しましょう
〇肥料
軽く2握りほどのフラワーメーカーなど配合肥料を
株のまわりに円を描いてバラバラと与えます。
(オールドローズ 苗木)
シュートが出てきていたら大切に
オールドローズは黒点病に特に弱いので注意が必要です囹
〇水やり
乾いたら十分に与えてください。
根元に静かにかけて、水はねを防いで下さい。
黒点病の予防につながります。
〇薬剤散布
殺虫剤・殺菌剤・殺ダニ剤をあわせてかけて予防しましょう
〇肥料
軽く一握りほどのフラワーメーカーなど配合肥料を
株のまわりに円を描いてバラバラと与えます。
(オールドローズ 成木)
定期的な水やりと予防散水で葉を守りましょう
秋に花をつけないものがほとんでです。
7月に返り咲きしたものにきれいな実をつけるものもありますから
無理して花がらを取らなくてもいいです。
四季咲きだけ花がらをとりましょう
〇水やり
乾いたら十分に与えるのが原則です。
たまにはスプリンクラーで株全体にかけるのもいいでしょう!
〇薬剤散布
黒点病にかかりやすいので、発生前の予防が大切です。
殺虫剤・殺ダニ剤もあわせてなるべく朝のうちに
済ませましょう!
日中に行うと、たちまち水分だけが蒸発し
葉に薬だけが残り、薬害が起きることがあります。
〇肥料
軽く2握りほどのフラワーメーカーなど配合肥料を
株のまわりに円を描いてバラバラと与えます。
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